図説 量子化学(分子軌道への視覚的アプローチ)裳華房

以下の本をざっと読んだ。 図説 量子化学: 分子軌道への視覚的アプローチ (化学サポートシリーズ) 分子軌道法を勉強していく上で、細かい数式は入れずに、概略、分子軌道の考え方が示した本だと思う。比較的簡単な分子に対して、分子軌道のエネルギー準位及…

1章 古典論から量子論へ(量子化学 原田)

量子化学(原田)上巻 裳華房 この本で量子化学の内容を整理する。コンピュータで量子計算ができるようになって きたが、量子力学をきちんと理解しないと、研究対象に対して、何をどのように適用 すればよいかがわからない。特に未知の問題にアプローチする…

黒体輻射スペクトルの最大値を与える波長の温度依存(岩波量子化学)

量子化学 (化学入門コース 6) おさらい継続中。 スペクトルの最大値を与える波長をλmaxとすると、 λmax × T = 一定。 Wienの変位則というそうだ。 スペクトルの理論式から導けるはず。 今調べたら、プランクの式から容易に導ける。温度や周波数の適用限界が…

ボルンオッペンハイマ―近似(岩波量子化学)

量子化学 (化学入門コース 6) 第一章のおさらい継続中。p8で1eVの運動エネルギを持つ電子の速度を求める問題があった。大体、秒速600kmともとまる。一方、陽子の場合は、質量が1836倍と大きいため、秒速14kmである。動きが全然違う。ということで、原子核の…

多重結合をもつ物質の化合について(岩波量子化学)

量子化学 (化学入門コース 6) の第一章のおさらいを始めた。量子化学は、何の役に立つのかが最初に述べられている。その一つとして、『反応によってなにがせいせいするか、また、反応がどのように 進むかを予測することができる。』とある。例えば、エチレン…

臨死体験 木内さん

臨死体験で明かされる宇宙の「遺言」 (単行本) | 木内 鶴彦 を久しぶりに読んだ。2016年発行の本。今年で木内さんも70歳か。 ・第一次臨死体験と第二臨死体験がある。(p18) ・6歳の時に聞いた『危ない』という声は、未来の木内さん自身のものだった。(P28…

ホーキング、ブラックホールを語る

ホーキング、ブラックホールを語る (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) | スティーヴン・W・ホーキング, 佐藤 勝彦, 塩原 通緒 |本 | 通販 | Amazon 2017年に重力波の検出に伴い、その実在が確認され、2019年に電波望遠鏡で初めて その姿の撮影に成功し、今再…